Pineapple Song ♪Cinderella その4

2018年05月26日

「いちばんよくわかるタティングレース」

 
買った~♪

いちばんよくわかるタティングレース
盛本知子
日本ヴォーグ社
2018-05-11



声を大にして言いたい。
こういう本を待っていた!

第一報を目にした時にはタイトルから
「まーた入門者向けか。もうお腹いっぱいです…」と
思ってしまったのですが。

あにはからんや。
所謂、基礎本。技法書。
ていうか、「いちばんよくわかる○○」は
ヴォーグの基礎本シリーズか。


これさえあれば、シャトルに糸を巻く所から
どの本でも何ページも割かねばならないという
現況が改善されるはず!
ていうか、して下さい…。切実に。



それこそシャトルに糸を巻く所から始まって、
基本のダブルステッチ、基本のピコの作り方、繋ぎ方。

からのー。

デイジーピコットとか。
交差編みとか。
3本取りとか。

…この辺はまだ見たことがある気がする。
何なら1回ぐらいやってみたかもしれない。うろ。

リングとブリッジ(この本ではブリッジ表記)を
どちらも表にする方法も和書では初めて見た。…ような。

マルチーズリングとか。ダブルフラワーとか。
トライアングルダブルピコットとか。

この辺になると完全に初めて見る世界。


基礎から超高難度技法まで、
豊富な写真で淡々と解説されている。
動画も用意されている。


こういう辞書的な参考書が欲しかったの♪
いちいちネットで調べるのも面倒でしたし。

他のジャンルだと基礎本もよくあるのに、
タティングは毎年たくさんの入門者本が出るようになっても
なかなか出なかったものね。
正に待望の…!です♪♪


因みに、ニードルタティングが載っているというのは
本当に載っているだけでした(笑)。

最後の方にこういう技法もあるよー、参考本はこれよーと
それぞれ1,2ページで紹介されている中の1つでした。
これだけで入門はできない。

他にはケルティック、高嶋、クルニータティングと
メキッキオヤが紹介されていました。
紹介されてるだけだけど、見本作品がどれも可愛くて
もっと知りたい&やりたくなってくる罠が(笑)。


そしてラストに盛本先生の作品が少し。
テクニック本であって普通の作品本ではないので、
そこは気持ち程度。

でも、高難度テクニックてんこ盛りのモチーフも
あったりするのがニクい。


後は今後の展開に期待したいところ。
せめてヴォーグの本はレシピ特化になるといいなー。

折しも著者の盛本先生のお母様の藤戸先生の本が
復刻されるようですが。




>初心者の方は、基礎本との併用をおすすめします。


これだけで済まされるのが当たり前になるといいなー。



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